四月も半分以上が過ぎました。

日本だと三月に卒業式修了式があり四月は出会いと別れの時期で色々な人事異動や生活の変化が多い季節だと思います。


スイスでは四月はただの月の一つであり、特にメンバーも出ていかないし増えないし、桜の木もなくて特に大きな変化がないですね。

というかそもそもみんな高校-大学-マスター-ドクターと現役ストレートで学位を取る方が珍しいようで、博士課程の2年目くらいで27-30歳の人が多いみたいです。その現役ストレートと引き換えに専門学校に少し行ってみたり、企業で働いてみたりして自分に合った生活や仕事を考えるみたいです。


化学会界隈だと、三月の日本化学会年会に向けて見切り発車で申し込まされた学生がなんとか発表を乗り切って、4月から新しい学生と練習実験をしたり、先生が新しい学生に割り振る研究テーマを楽しみにしたりするものですが、スイスにいるので特に何もなく四月が来ました。

なんか味気ないような気もする一方で、日本のように年度で区切られてるのは、人材の流動性を下げているとも思うのでなんともいえない感じです。

四月も中旬ですので、だんだん暖かくなり、小さい公園にたくさんリスがいました。小さくて見えませんかね。