海外学振のお給料

もうすぐ三月ですね…学振の申請が近づいてきますね。  今はスイスのフェローシップをもらってるんですが、みんな憧れの海外学振を取るとどうなるのでしょうか? まず給料、スイスは北米などと同じ620万円帯ですので給料は620…

スイスに家族を呼ぶアポスティーユ取得の話

実は私結婚しております。ギリギリポスドクなのですが贅沢にも結婚することができた勝ち組なのです。(今後の仕事がどうなるかはわからないことは十分に理解してもらってます) コロナの都合もあったので家族は日本にいたのですが、…

日本語とアルファベット

今日は金曜なのでマスクをしながらラボ飲み。 ジントニックを楽しむ日という趣向で色々なジンを飲む。そのジンの中にキクイモなるもののフレーバーがあるらしいのだが和名はおろか英語なぞ知るよしもない。デンマーク人が英語をGoo…

論文撤回とその後

すごくモヤモヤしている。日本の某有名研究室から報告されていたNatureに引き続きJACSも撤回がされたのだが、その論文撤回という行為はどうとらえればいいのだろうか? いろいろな研究者の ブログで指摘 されているよう…

チーズに溺れる

みなさんチーズ好きですか? 僕は結構好きでした。 でも最近食べすぎて飽きてきた気がします。それになんか酪酸の匂いがするのを引いてしまってとある思い出が蘇りました。 若い若い修士課程の時の、試薬の棚卸しの日の話です。と…

論文の評価

ポスドクは論文数とその内容で評価される。 となると誰もが論文を出すことにかなりの比重を置いているだろう。 しかし一口に化学と言ってもその論文の出やすさはテーマによってまちまちだ。例えば有機化学といっても、構造有機化…

装置の故障

うちのラボに 年末から壊れている日本の企業が売っている装置がある。研究人生、晴れの日もあれば雨の日もある。 その企業に修理依頼をしているらしいのだが、とにかくその日本企業のスイス法人の人が仕事が遅いとその装置を壊したポ…

ポスドクと猫

ポスドクは動物に例えると猫である。 異論はあるかもしれないが、猫である。 教授という飼い主に、ご飯をもらうためにすり寄ったり、愛想を振りまいたりする猫である。 去勢をしないとすぐに子猫を作ってしまう猫である。外に出すと…

英語

僕は英語が苦手です。というかコミュニケーションを取ることが苦手です。 小学生の頃は明るい性格だったのですが、中学時代にとあることから心を閉して以来コミュニケーションを取ることが面倒になってしまいました。理学部を進学先に…

海外でポスドクになるには?

海外でポスドクになりたいと思ってる人はそんなに多くはないと思います。同年代の人が日本の中でいいポストを得ることや、博士から大きく研究内容を変えたがらない人が多いのを見てきてそう強く感じています。 なりたい人での中でも…

スイスの週末

大方予想していた通り、スイスのラボの週末はかなり静かです。 僕のいるグループは基本インド人以外は来ません。インド人もフラっと好きな時間に現れて少ししたら帰る程度です。 スイスの働き方は平日の効率がすごくいいように見え…

助教とAssistant Professor

ポスドクの大部分の人は助教になりたいと思ってるはずです。 現在二箇所目のポスドクをやっているのですが、何人もの同僚たちが日本や母国で助教になっていきました。 他のブログなどでも指摘されていることかもしれませんが、日…

スイスに来て気づいた日本の良さ

みなさんは日本という国好きですか?写真はNipponという謎のチョコレート菓子。日本をイメージして作られた現地のお菓子らしいです。 理系の研究者を目指す人は、日本の文化や伝統などがそんなに好きではないんじゃないでしょ…

学振と博士課程

みんな大好き学振のお話です。専攻が化学なので大まかに化学の話です。 学振とは、採択率20%の選ばれし人種を決める戦いのことです。通常の博士進学の場合DC1の申請はM2のゴールデンウィークに提出になります。この段階で一…

スイスのポスドクの給料

今回は皆さんも興味がありそうな、スイスのポスドクのお給料について書いてみたいと思います。 スイスは平均年収が高いイメージを持っておられる方が多いと思います。 こちら にもあるように平均月収がおよそ52万円で年収換算す…

スイス

前回は触れませんでしたが、私がきたのはスイスです。 スイスへの入国方法や滞在許可なんかについてもおいおい書いていければと思います。 自分がなぜスイスを選んだのかというと、単純に受け入れ研究者の研究に興味があったのと、…