インドとジョブハント

インド人ポスドク、ついに母国のすごく良い研究大学の(日本で言う旧帝国大学的な位置づけ)ポジションを得た。 その報告を聞いたボスは飛び跳ねて喜んでハグをしたとか。笑 いやー、思い出すと本当に色々あったけど、めでたい!自…

何もない週末

なんだかんだずっとバタバタしていたので、なんも予定のない週末が久しぶりに来た。 とりあえず、面接に時間を取られすぎていた分を取り戻すために、土曜日も出勤。 ダラダラと作業をしながら、あれこれと思いを巡らせる。 結局…

ムカついてきた

最初は落ち込んでたけど、だんだん不採用になったことにムカついてきた。 今日、ボスと少しだけ公募の結果の話をした。ボスは日本の現状をかなり悪いと認めた上で、もう2年以上の付き合いだしそう言うとわかってたけど、でも今は…

不採用:公募3戦目

特任助教の内定は決まったものの、わざわざ待たずに出てる正規の助教公募にチャレンジしようとしてました。 妻と娘の住む土地の旧帝の助教ポストに書類を出したところ、面接に呼んでもらえました。 年末年始の帰省中に時間を割い…

正直さびしい

海外にでた日本人のポスドクの友人が数人いた。志を同じくする同志だと思っていた。 しかし、僕をのぞいて全員が出身のラボの先生に呼び戻される形でもといたラボに帰って行った。 みんな研究ができる人たちだし、みんな有名な大学…

助教公募はいっぱいあるorない

この一年のあいだ公募情報と睨めっこで過ごしていた。 少しでもチャンスがあれば、日本の教授や若手の研究者にできるだけ公募の情報を聞くようにしていた。 そんな中で思うことがある。50-60代の教授と若手の意見の齟齬だ。…

生き残るという言葉

ありがたいことに論文を見た日本の少し年上の尊敬する先生から連絡がもらえた。 来年度の行く場所は決まっているかということで、公募の話があるらしく色々話をさせてもらった。 その先生が持っている話は少し自分には合わない気…

ビタミンB

ちょっと前の話。 ジョブハンティングどう?と聞かれた時に、面接も呼ばれなかったよ、最近着任した助教と比べて論文含めCVも負けてないと思うんだけどなあ。。と答えた時に、「あー、じゃあビタミンBが足りてないんだろうね。」…

内定=いかなければならない?

助教の公募がオープンになる度にチェックする1年間を送った。 結局そんなに多くの公募に出そうとならなかった。なぜなら、教授により必要とする人材がすでに決まってくるからである。 先日受けた地方国立大学の特任助教の内定の…

特任助教面接

先日とある地方国立大学の特任助教の面接を受けた。なんか全学のプロジェクトらしくて総長から学部長と理事など化学じゃない人がズラッと並ぶ中でこれまで行った研究と今後の研究計画、教育の抱負を話してほしいとのこと。 その発表時…

あ、はい。そうですか。

とある日本の先生から、この前応募した助教ポジションの研究室主催の教授は、自分のいる分野が嫌いと聞いたことがあるらしく、それのせいで面接に選ばれなかったんじゃないかと教えてくれた。どこまで真実かはわからないが。 なー…

片っ端からだせ

僕が助教公募に関して弱気になってるところで、とある大学教授をしている60歳付近の親戚が「偉そうなこと言ってないで片っ端から出していけた場所に喜んでいけ」とのアドバイスをくれた。 さて、これはどうなのだろうか。 二つ…

研究の道の果てに

さきげけは面接にも呼ばれませんでした。やっぱりきびしいですねえ。 実際に今回の申請で通ってもどこで研究をスタートするかを含め、不確定な要素が多すぎて評価者に対する訴求力が微妙だったかなと思います。あとこれまでのスーパー…

リスクを取るならフェアーな評価が欲しい

昨日の続き、リスクを取って大学研究者を続けることに芽生えた一握の違和感。 最近、研究者として評価されるのが、ものすごく嫌になってきた。いや元々嫌いだったけど、人生に支障の出るレベルで嫌になった。 最近の流れだと一生…

ゆとり世代とゆとらせた世代

私、絶賛ゆとり世代のど真ん中です。ゆとり世代でよかったと思います。なぜか、ケータイやネットが発達してない時代に小学校生活を送り、中学から徐々にゲームやネットの急激な普及を体験して土曜日は休み。自由に時間を使い、いろいろ…

助教公募に応募(初戦)

嫁と娘の住む地方の大学の助教公募が出ていた。 分野はかなり違うけど有機化学とか無機化学とかの大枠で言うと同じなので、一回目の国内ポスドクの内容を混ぜればなんとか応募できそうな距離だった。 そして研究計画を出来るだけ…