真鍋先生のノーベル賞受賞後、先生が田舎町出身だったことから他鈴木章や中村修二も引き合いに出し田舎出身の研究者は大成すると言うことが雑誌記事に書かれていた。

果たしてどうだろうか、湯川秀樹や朝永振一郎はバリバリの都会育ちだし江崎玲於奈や野依良治も決して田舎育ちでは無い。

ノーベル賞受賞者の小学から中学を過ごしたところでもまとめてみますか。

物理学賞

湯川秀樹 京都市(父親:京大教授)

朝永振一郎 京都市(父親:京大教授)

江崎玲於奈 京都市

小柴昌俊 新宿→横須賀

小林誠 名古屋市

益川敏英 名古屋市

南部陽一郎 福井市

赤崎勇 鹿児島市

天野浩 静岡県浜松市

中村修二 愛媛県大洲市

梶田隆章 埼玉県東松山市

真鍋淑郎 愛媛県宇摩郡新立村


化学賞

福井謙一 大阪市

白川英樹 岐阜県高山市

野依良治 兵庫県芦屋市

田中耕一 富山市

下村脩 長崎市

根岸英一 神奈川県高座郡大和町

鈴木章 北海道鵡川村

吉野彰 大阪府吹田市


医学生理学

利根川進 富山県大沢野町→愛媛県三瓶町→東京日比谷

山中伸弥 大阪府枚岡町→奈良市

大村智 山梨県北巨摩郡神山村

大隅良典 福岡市

本庶佑 山口県宇部市


自然科学系は大体こんな感じですかね。

上に挙げられてる人以外大体県庁所在地クラスの都市出身ですね。大村先生、根岸先生と梶田先生の東松山市(笑)は田舎に入れれもいいかもしれません。5/25?(田舎かどうかは主観です)まあ当時帝国大学に入る人のなかで田舎から来る人は少なかったでしょうから、相対的に活躍してることになるんでしょうか。

ちなみに僕はスーパーが一個、駅に自動改札もない、街の中にエスカレーターがないという田舎の出身なんです。まるまる県ばつばつ郡なんとか町って住所でした。

大学の研究室に入ると事故があった時の連絡先として実家の住所と電話番号を共有するんですけど、僕がラボにいた6年間で市町村システムの中で町にあたるのは僕だけ。。。他の人はシティー出身のハイカラなモガとモボばかり(←お前何歳だよ)。

みんなこの郡ってなんですか?とか聞いてきやがります。煽りなのか無知なのか。ともかくおじいちゃん世代の話は置いておいて、化学の研究室には田舎出身はもう絶滅危惧種です。これ多分地方と都市部の教育格差なんだと思ってます。実際自分の町出身でいわゆる有名大学に行って研究室に入った人は自分以外いないですし。ほとんど全ての人が町から出ずに毎年同窓会みたいなことをやってるみたいです。ハブられてはや10年以上。

町から離れて旧帝国大学に進学する時、なんでそんな遠くにいくの?がメインリアクションですからね。

とりあえず言えることは田舎町から飛び出して旅をしようと思う時点で同調圧力からの脱却、人と違うことをしようと言う意思が他の人より強いのは感じます。

翻って都市部、塾に通って進学校に行き、いい大学出ようとするのがもはやマジョリティでしょう。みんなと同じように勉強する人が入ってくるんだと思います。都市部は普通の選択肢として研究室まで流れるようにやってきます。

この違いが研究の質を変えるのか、田舎町の自然の豊かさが感性を磨くのか?

でも大学行ってからはずっと都会にすんでるし、僕自身田舎出身だからどうこうなんか感じないですよね笑

皆さんはこれ関係あると思いますか?