帰国便の航空券は学振が出してくれるとのことで、手引きを見ていたら、なんと見積もり(?)を事前に学振に送信する必要があるのだとか。相変わらずフェローシップの手引き長すぎる。。。書類仕事は多すぎるし、条件や制約がありえないぐらい細かいし、そのくせ法的な労働契約ではないし。ネームバリュー以外は本当にゴミみたいな制度です…


チューリッヒ日本の直行便は3月末はエコノミーで3200CHFで49万円ほど、なのでいつも通りフィンランドからフィンエアーをとって2500CHFで35万ほど。高いけど3月のハイシーズンの日本行きだし、110円/CHFから145円/CHFに数年で値上がりしたことなどを考えれば、まー妥当かなーと思っていたら、学振の担当の人(何故かいつも匿名で担当者ですというメールが来る)から、限度額の20万円を超えてるので、他の便がより高いという証拠かこの便を選定した理由書を提出しろと言われるじゃないですか…


まじで、20万で帰る便なんかあるのかよ?ってな感じでウェブ比較サイトで比較すると、某香港乗り継ぎの便が20万円いくかいかないかほどである…


しかし、コロナの関係で、隔離が撤廃されひさしぶりに帰国する中国人と10時間を超えるフライトを共にしたくない(体調悪くても強行する人が山のようにいると聞く)…という懸念から、わざわざ理由書を作成して中国でのコロナの状況と先月コロナの水際対策の報復としてビザの発給が停止したことなどの国際的事情から香港は使いたくないし、手引きに書いてある最短経路のエコノミー料金(49万円)より十分に安いことを主張して提出したのが先週の金曜日、なぜか返事が2日来なくて、今日の昼前に返事が来ました。


香港の乗り継ぎにビザの観点から、香港経由を検討したくないとのことですが、ビザはいらないはずです。この点を説明してくださいとの返事が来た、いやー2日待ってコロナの懸念はスルーした返事が来るとは…


理由書にも書きましたがコロナの懸念があるため、チューリッヒ-香港経由は避けたいというのは理由になりませんか?って返信を数分で返したら、もう返事こねーし。1日1メール縛りのターン制ゲームのような対応。そこまで安いのをとって欲しいならさっさと返信しろや、もっと高くなってくだろうが…


いやー、まさか航空券の予約をここまで精査されるとは本当に驚いた。まじでこんな仕事をしてる人が学振にいるんか。。。


そこまでやるなら、代わりに取ってくれればいいのに。って言った人がいるんでしょうね、親切丁寧にこの学振の要望による航空券予約のキャンセルに伴うキャンセル料は負担しませんなどという記述と、学振側が航空券を手配することはありません。というありがたい記述が手引きにあります。


さらにこんなに分厚いのに20万が限度額だって手引きに書いてないし、予約してから上限聞かされるとかヤバいよね。。。



しかし、余計な仕事が多すぎる、理由書つけて相見積もりの書類作ったのにろくに読まれないでとりあえず安い便を使えとか。。。


1ヶ月前に半年伸ばせるって連絡きたり、航空券決めるのに1週間以上かかってるし、まじでヤバくないですか?


別に金が出ないなら便を変える考慮もするから、いいから早く連絡をしてほしい。



そんなこんなで、他の海外学振の人はどう思ってるのかなーって思ってネットを探したらこんなブログが…

http://marburgaromaticschem.livedoor.blog/archives/218412.html


平成18年度までは35万円までだったようなのだ。この現代のインフレ+燃料高+円安で20万に抑えるかどうかで1週間も揉めてる。


こういうブログの人の善意から告発したプール金で、善良な人が余計な仕事に苛まれるのは何かがおかしいのでは?(そして約20年前よりも航空券の値段がかなり減額されてるとは…笑 さすが30年失われ続けている国)


まじで、こういう手続きを簡素化してほしい。もしくはこんなに厳しい制約があるなら事前に教えておいてほしい(手引きにある「最短ルートのエコノミーの割引運賃を支給します」は嘘なので削除してほしい)。百歩譲ってそうでなくてもメールはすぐに返してほしい。。。


帰国間近で、いろいろ切羽詰まってるなかこの手の仕事は本当に精神的にくる。