嫁が仕事をしている土地での助教公募の話が流れてきた。

そこにいければ、お互い仕事を辞めずに暮らせる。どうしようかと考えてたけど、よく見たら学位取得から3年以内だった。世知辛い。多分無駄に長くポスドクやってるダメな人をふるい落とすためなのかな。

日本のすぐ助教になる文化、その助教に自由はないアカデミア文化を読み違えてつっぱり過ぎたのかもしれない。ミスった。。。

もうすぐポスドクになった自分の4歳の誕生日が来る。子供だと幼稚園に行く年齢だ。ぽすどくはねえしょーらいねえだいがくのけんきゅうちゃになる〜って無邪気にはしゃいでもいいっすか?(30代男性)

4年でかなり研究力は着いたし、何より夢だった海外で暮らしてみるというのも達成した。その分助教になれる確率は減ってしまったなあ。人生は一回ポッキリ、じゃあ海外ポスドクのチャンスを蹴って国内の奴隷助教になるか?

なるわけないよね、化学界隈の助教は教授の消耗品な空気を本当になんとかしてくれ、自立心なくボスの研究を一生懸命やるやつだけが生き残っていく。それってスイスだとポスドクじゃん。5年もあくせくやってくれれば嬉しいけど、長くいたポスドクが次ポジション見つからなかったら、ラボの空気はどうしても悪くなる。

ポスドクだと事件だけど、助教と名付ければ人事が滞っても本人の研究力のせいに感じさせることができる。でも研究室や研究内容の運営権がなければ、究極教授の責任では?誰か責任取って。ほんと、上に都合よくできたシステムなんだよなあ。

じゃあおまえがなんとかしろってなるよね。実際どうすりゃいいんでしょうね。わかってたらなんかしますよ。

僕の周りの数少ない独立心強い若手は必死になって、いいポジションを待って研究をしている。

さて、人手不足と老後の資金がない人のために定年が70歳まで延長できるようになるらしい、68歳で現役と同じくらいバリバリ働けるのかな?

まあ、大学の教員ポジションは人手不足にならないと思うので、ノーベル賞クラス以外は引退してどうぞ。安心して定年伸ばさなくていいですよ。特に全然研究/教育してない先生とかさ。

こんな日はカップ麺食いたくなる。一番スタンダードなのは手に入んないけど。