このスイスでぎりぎりの生活をする私、またまた選ばれてしまいました。


ついに有名大学からのオファーが来たかと思ったファンの皆様、申し訳ありません。研究関係でもポジション関係でもありません。なんとある日郵便受けを開けるとスイス政府の機関から封筒が入っており開けてみると。。。


国勢調査の依頼が入っておりました。ほかのラボメンには来てないようで、無作為抽選で選ばれたと書いてありました。やったーついてるぅ~、とはいえ何かがもらえるわけじゃないですが。


2022年3月31日時点での状況で答えることになります。最初に聞かれたのは第一言語、日本語と答える。次に第2言語、ドイツ語と言いたいけどどう考えても英語です。その後、職場で使う言語です。これも大学の場合は英語です。これで統計上は公用語を使わない人が一人増えたことになりますね。すんません。


そのほか聞かれたのは学歴。博士課程修了でポスドクをしているのはカテゴリー内で最高の位置づけです。こういうときくらいしか認められてる感がない学位の意味よ。笑 そしてさらに細かいことに、どの分野でどの学位を取ったかも聞かれました。


その後、職場を聞かれます。職場が住所を打つと全部プルダウンでサジェストが瞬時に出てくるのすごいです。日本のコロナアプリの出来と全然違う。。。そして現在の住所からの通勤時間と方法を聞かれます。


あとは家族の構成について聞かれて、お給料や保険などは聞かれませんでした。多分その辺は別の情報から統計がとられているのだと思われます。これにて国勢調査は終了。


そんな感じで、スイスの国勢調査に一石を投じた日本人ポスドク。こういうのにあたるのはいいけど、普通にいいポジションに当たりたいものだ。そっちは無作為抽選じゃないから、なんとかしないとなあ、と思うのでした。