冬のラボの交流イベントであるスレッジングが僕と他メンバーのコロナで中止になってたので、代わりにBBQをしようと言うアイデアが出ました。


ボスは、今回は山登りじゃないからグループハイクじゃないね、グループウォークだね。と言ってました。完全に会話のイメージから、バスで辺鄙なところに行って川沿いまで歩いてBBQをするものかとすっかり気を抜いていました。

いざバスを降りるとそこはしっかりと森と小高い山が。あれ?ウォークじゃないのか?メンバーが普段のスニーカーで来た僕をからかいます笑

いい靴で来てるじゃん!

いや、ウォークって言ってたやん。

登る山頂を指差して、あれって山?って聞くと、あれは山じゃないね低いから丘だね、だからウォークだ。とのこと。

なるほど、2000メートル級以下はどんなに急勾配でも全部ウォークなのね、2000メートルからハイクで、クライムは手を使わないと登れないものを言うらしい…うちのラボの感覚だと。

日本の感覚より一個ずつずれてる気がする、日本のハイキングが今回のウォークで、山登りがハイクで、ロッククライミングがクライムなのね。。。

そして滝がある急勾配の道をズイズイと登っていきます。まあ、別に装備クソでもどうってことないけどね笑

途中倒木を乗り越えるのが下手くそなメンバーが多くてすごく休めたのもあって、全然疲れずに登頂につきました。

なるほど、こんなもんウォークじゃん。僕もだんだんスイスのハイキング事情に慣れ親しんできた感じがします。

しかし山頂(丘頂?)でBBQするのねスイスでは。荷物持って上がるだけエネルギーの無駄では。BBQ=河原というイメージとウォークという言葉に騙された一日でした。

帰りはキックスクーターでじゃり道をすごい速度で駆け降ります。ガードレールのない崖の近くをすごい速度で飛ばすので怖いんですが、リスクテイクが趣味の日本人ポスドクなのでほぼノーブレーキで一番早いグループと共にあっという間に麓に戻ってきました。他のポスドクはかなり安全運転だったのが面白かった。人生のかけに出てるのに安全運転なのかい!笑


はあ。リフレッシュできたし明日からまた頑張ろう。