セミナーとジョブハンティング
うちのデパートメントで自分に近い分野の空きが出たので、セミナーが開催された。チェアーはうちのボス。
集められたポスドク-ジュニアアシスタントプロフェッサーたちで、アシスタントプロフェッサーのポストを取り合うようです。前ジュニアが取れたボスがサポートしているうちのデパートメントのアシストプロフェッサーもパーマネントポジションやプロモーションを争うために参加するらしいです。
集められたのはヨーロッパ系が7人と中国人(中国系北米人?)が1人。うち女性が半数。
みんな有名大学の博士課程を修了して、ポスドクを1〜2ヶ所でしていて、研究内容は流行りのものが多い。流行ってるテーマかつ有名なボスの元で過ごしてきたので論文はそれなりに多い、特にAngewが多い。多分ドイツ系の文化で過ごしているからかな。
彼らの論文は高IFジャーナルが多いが、彼らのイントロで出てくるレジェンドたちの先行研究は専門誌が多い。時代の違いですなあ。
流行ってるテーマの人が多いのは、分野を牽引する研究室が優秀な人材を多く作るのか、優秀な人材が重要なテーマ(≒流行り)を好むのか。はたまたファカルティーメンバーたちがその分野の研究者を呼びたいのか。
面接を行う教授陣も興味が違そうな分野でも面白い質問ができる人もいればできない人もいる。ファカルティーメンバーとしての格ってそういうのに滲み出る気がする。
さあ、誰が選ばれるのかな。あんまり興味ない分野だと、みんな大体おんなじに見えてしまうなあ。みんなプレゼンは気合入ってるし論文も十分。1人いいなと思ったのは謙虚で優しい感じの人。逆にアレって思ったのは自信満々の発表で、他の人の発表中にPCで仕事をしてる人。多分日本人的視点。
教授たちは何を見てるのか、後で機会があれば聞いてみよう。
このチーズ匂いキツくてあまり好きになれなかった…パスタソース行きかな。
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