スイスの学会に参加した。


当然だけどすごく参加人数が少ない…

大学は十数個しかないし、一つの大学に自分の分野と近いラボは一つあるかないかなので、集まった中に興味のあるポスターは一個あるかないかくらい…

ポスター20件のうち5つは自分を含めたうちのラボだ。講演も1件はうちのラボで招待講演以外は3-4研しか枠がない。

隣のポスターの人は、計算手法の開発の人で誰もポスター聞きにこなくて自分が唯一のディスカッション相手だった。自分のポスターは2人ガッツリ議論をしにきてくれてその2人でほぼ1時間のポスター時間が終わってしまった。


小さい国で、国内の交流では研究へのフィードバックをもらうのも難しいようだが、それぞれちゃんとしたラボでちゃんとした結果を出すのはすごいと思う一方で、学会がつまらなすぎる!

ポスター賞と口頭賞は招待講演のゲストたちの学生とポスドクが全部持って行った。こんな小さい学会に海外から来てくれたんだから大人の事情では当然か…笑

だとしてもその数人いるゲストの連れてきた講演者でも講演賞を取ったポスドクは、データをほぼ見せずに3Dアニメで自分の思うことをYouTuberみたいに発表していて嫌悪感を抱いたやつだったので、とっても驚いた。。。

どこも賞はこんな感じなんだね。

最後のフリブール大学のインド人学生の発表の後、1分もたたずに表彰式だったし絶対もう決まってただろ…かわいそうにインド人…笑


そんな感じで、久しぶりの対面学会かつ初めてスイスの学会に参加したけど。なんか不完全燃焼。笑