土曜のラボ作業ののち、どうしても納豆が食べたくなったのでバーゼルにある日本食ショップに。


冷凍コーナーでどの納豆にするか、を悩んでいると、アイスを見ている男の人がぶつぶつと何かを言ってます。

ガリガリ君400円かー、、ガツンとミカンはいくらですかと英語で店員にきいてとなんと600円らしい。たっけーなって話しかけられました。

パッと見日本人じゃないと思ってたので日本語で話しかけられてびっくりして、僕はしょうがないですよ、と応答するしかなく、買い物を終えたその人にここに住んでるのかと話しかけられた。


連れていた男の子がかわいくてつい長話をしてしまいました。なにやらスイスに来る前はイギリスに永住権が取れるほどいてスイスには5年いるんだとか。

海外生活の大先輩だ、長いこと海外に住むのってすごいなあと思う。フツーに食事とか日本のうだるような夏とか恋しくなるよね。日本食材やで400円もする輸入品の「お●いお茶」とか買っちゃうよね。


そしてアートをやっているのだとか、少し作品を見せてもらったけど、すごく内面からあふれ出る創作への熱や葛藤みたいなものが出ているなあと思った。

おもしろい、いろいろな人に出会える。日本だと接点がないような人も海外で日本人という共通点から、いろいろと会話のきっかけになる。


研究の話ももう少し夢のあるように一般の人に伝えられればいいけど、めっちゃむずいんだよなあ。特に化学は地味で定期的な結果を追わなければならないので、大きな夢を失いがちだ。


いろいろと考えさせられる出会いだった。

しかし久しぶりに食べる納豆はうまい。