特任助教に出すかどうか
この前参加したオンライン学会で、とある地方の国公立大学の先生が特任助教4年任期を募集していた。
一応参加してるポスドク僕しかいなかったので、オンライン懇親会で話を聞いて、割と自由度は高いが、4年後には絶対別のポジションに移る必要があるらしい。
数週間後に、ぜひよければ応募してくださいというメールを頂いた。前回は候補者がいなかったらしく、もしかして出せば結構通るかも知れない。
レジェンドに相談したところ、准教授の公募がかなりキツいからその4年後に准教授になれるくらいの論文数があるか?が重要なんじゃないかとのこと。レジェンドはPI助教なのでいくら優秀といえど論文数は講座の助教に叶うはずもない。
准教授を出し始めるなら50報はほしいらしい。僕は今20ないくらいだから、1年10報ずつ?で4年後に50報か…
ふつーに無理じゃね?スイスのボスはポスドク3-5人と約10人の博士課程でも10報だせるか出せないかだ…(いい論文に絞ってるのもあるけど)
でも講座助教になりたくない、でも人生詰みたくない…
そして嫁がすんでるところからも遠く、4年任期で仕事を辞めるには躊躇する条件だ…
どうすればいいのか。
声をかけてくれた先生たちはすごく尊敬してるけど、昔の世代の人達の意見を汲みすぎると現代の競争の激化を読み違えて足元を救われかねない。
しかしこれを見逃したら次がある保証もないのだ。人生って難しい。
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