査読中のJACSの話です。1回目のレビュー結果が返ってきました。


インド人は謎に自信を持って、JACSは3週間後の金曜の午後にくるぞ。とか言ってたら本当にきた。。。インド人の神通力かよ。。。



そしてボスから転送メールが来ました。「コメント見といてください、来週ディスカッションしましょう」ってだけ書いてありました。なんかテンション低すぎてやばい、、、見たくない。。。


以下コメント。


レビュワー1:メジャー

すごくいい仕事だけど、よくわかんない点があったから質問に答えてほしい

重要性: High (suitable)

新規性: Highest (top 5%, suitable)

注目度: High (suitable)

論文の仕上がり: High (suitable)


レビュワー2:マイナー
すごく難しいことに挑戦したいい仕事、ちょっと直してアクセプト
重要性: Highest (top 5%, suitable)
新規性: Highest (top 5%, suitable)
注目度: Highest (top 5%, suitable)
論文の仕上がり: Highest (top 5%, suitable)

レビュワー3:専門誌にだせ
特に論文に批判的な意見はないし、ボーダーラインだけど応用的観点がないから専門誌
重要性: Moderate (not suitable)
新規性: High (suitable)
注目度: Moderate (not suitable)
論文の仕上がり: Highest (top 5%, suitable)

レビュワー4:マイナー
語句の使い方一箇所以外、エクセレントワークだからJACSを推奨する
重要性: Highest (top 5%, suitable)
新規性: High (suitable)
注目度: High (suitable)
論文の仕上がり: Highest (top 5%, suitable)

で、エディターの判断としては、1ヶ月の猶予期間のあるメジャーリビジョン。
こんなに良い評価がもらえて嬉しい反面レビュワー3は「よくある仕事」と言っていて、どれくらい難しくて重要か理解してない様子だった。
他の3人の評価から見たら、レビュワー3だけ全然わかってないのが一目瞭然だと思う(そう信じたい)。
もしかしたらついにJACSが目の前に来ているのか・・・ゴクリ
丁寧にリバイスの対応をしよう。。。

良い評価がもらえてよかったと安堵している一方で、例えばレビュワー4がレビュワー3と同じような意見を持っていたら多分専門誌にトランスファーされてしまうことが容易に想像できる。本当に誰がレビューするかでポスドク一人の人生が大きく左右されるんだなあとつくづく思う。

そしてこれくらいのコメントが貰えるまで研究のクオリティを持っていくのは本当に大変だと思った。これを継続的に出し続けるなんて生半可な研究者では無理だなあと思うのである。


レビュワー3は英語から多分日本人な気がする、完全に表層だけ読んで脊髄反射的にコメントを書いているような。。。なんかかなしいな。