学振はコンプしたので申請書を出すことがもうできません。

これまで毎年のように申請書を出してきた身としては、出す申請書がないのはなんかむずかゆいというか、この業界にいるのに応募書類から何かと離れるのは緩やかな自殺に似た雰囲気を勝手に感じています。

てことで、つぎのさきがけにでも挑戦してみましょうか。もちろん最近通る人は准教授ばっかりなようなので、多分厳しいけど、まじめに挑戦すれば自分の研究を振り返るし今後の方針を定めるいいきっかけになると思い、最善を尽くしたいところです。


さて、まずは傾向と対策です。

本日はさきがけの化学が関係しそうな領域がどのように変遷してきたかを見てみましょうか。

さっそく古い順に領域を見てみましょう。

1991~1996/H3~H8     [光と物質] 光と物質

1991~1996/H3~H8        [構造と機能物性] 構造と機能物性

1994~1999/H6~H11    [場と反応] 場と反応

1997~2002/H9~H14        [状態と変革] 状態と変革

1999~2004/H11~H16  [組織化と機能] 組織化と機能

2000~2005/H12~H17  [変換と制御] 変換と制御

2000~2005/H12~H17  [秩序と物性] 秩序と物性

2001~2006/H13~H18  [合成と制御] 合成と制御

2001~2006/H13~H18  [光と制御] 光と制御

2001~2006/H13~H18  [ナノと物性] ナノと物性

2005~2010/H17~H22  [構造制御] 構造制御と機能

2006~2011/H18~H23  [光作用] 物質と光作用

2008~2014/H20~H26  [光の利用] 光の利用と物質材料・生命機能

2008~2015/H20~H27  [ナノシステム] ナノシステムと機能創発

2009~2016/H21~H28  [物質変換] 光エネルギーと物質変換

2009~2016/H21~H28  [太陽光] 太陽光と光電変換機能

2010~2016/H22~H28  [元素戦略] 新物質科学と元素戦略

2011~2017/H23~H29  [相界面] エネルギー高効率利用と相界面

2012~2017/H24~H29  [分子技術] 分子技術と新機能創出

2013~2018/H25~H30  [エネルギーキャリア] 再生可能エネルギーからのエネルギーキャリアの製造とその利用のための革新的基盤技術の創出

2013~2018/H25~H30  [超空間制御] 超空間制御と革新的機能創成

2013~2018/H25~H30  [ナノエレクトロニクス] 素材・デバイス・システム融合による革新的ナノエレクトロニクスの創成

2015~/H27~ [革新的触媒] 革新的触媒の科学と創製

2015~/H27~ [光極限] 光の極限制御・積極利用と新分野開拓

2018~/H30~ [トポロジー]トポロジカル材料科学と革新的機能創出

2019~/R1~  [革新光] 革新的光科学技術を駆使した最先端科学の創出

2020~/R2~  [自在配列]原子・分子の自在配列と特性・機能

2021~/R3~  [サステイナブル材料]持続可能な材料設計に向けた確実な結合とやさしい分解

2021~/R3~  [未来材料]物質探索空間の拡大による未来材料の創製


さて。一目瞭然でわかる特徴は、領域課題名がどんどん長くなっていっているということ。笑

そのほかにタイトルでは短くても、募集要項を見ると狙いがかなり限定されている領域も2010年から増えてきました。一方で昔は毎年のように出せる領域があったわけではないけど、2010年くらいからはどこかしらには出せそうな領域が走ってそう、かつ人数も増えてそうです。おそらく時代の変遷とともにより具体的な目標を領域、採択課題ともに求められている気がしますね。

化学と物理のちょうど中間のような領域は、自分の知ってる化学っぽい先生が入っていたかどうかで選んでいます。あと生物化学系は自分の守備範囲を大きく逸脱する上コメントできないので抜いています。

とりあえず新規物質を合成できる人が該当する領域が上に網羅したものになるかとおもいます。あと多いのが光化学系。おそらく太陽光利用のエネルギー問題からくる期待だと思われます。こんだけ長くやってると解決しない方が研究者は金もらえていいのじゃないかとすら思えてきてしまいます(おいおい)…

どうでもいいことですが、自分の所属してきたラボの准教授以上の先生はみんなこれのいずれかに通ってましたね。うーんあこがれる。

細かい解析はまた今度載せます。こうご期待