スイスの大晦日
スイスで働き始めて二度目の年越し。昨年は日本に帰国して年を越したのでスイスで過ごすのは初めて。
実家は仕事納めから三ヶ日までずっとご馳走を食べる贅沢な文化があって、やっぱ美味しいものが恋しいです。ですがスイスで子育てをしながらの生活は夫婦2人とも常にヘトヘトで、スーパーの出来合い品もほとんど食べれたものじゃないし、そんなに豪華な食事を準備する余力はありません。
年越しそばと餅と一品何か食べれればこの正月はそれでよしとしようと思いました。
簡単にできそうで豪華なもの…寿司食いてえ。というか寿司食いてえ。
って事で寿司作ってみようと思いました。
普通のスーパーであるコープやMigrosには冷凍焼き魚用しか置いてないので、一縷の望みを託しデパート的な立ち位置のマノアー(Manor)で探すと、ありました!鮭の柵(名前もまんまSaku、スペイン産…寿司と刺身用で生で食えると書いてあるが信じていいのだろうか…)およそ7CHF。はやく食べたすぎて写真撮り忘れた…
薄切りにして寿司ネタにして、炊き上がった米で酢飯の作成。普段はMigrosのミルヒライスを食べてますが奮発して新潟産コシイブキを使いました(普段は娘用)。
寿司飯の作り方はどこにでも載ってるので割愛。わさびをつけて無心でそれっぽくなるように握ると、10分もせず完成です。7CHFのサーモンでこれだけの量ができました。よくできた一個の拡大図をサムネ用に一番上に乗せておきます。
さてお味はといいますと、普通に美味しい。700円ほどでお腹いっぱいサーモン寿司が食べれます。他の種類はなかったので、スイスでの自作はサーモン以外の鮮魚は無理っぽいのが悲しいです…
やっぱごく僅かにサーモンの鮮度が気になりますが、それ以外は酢飯の感じといい初めてとは思えないほどの満足感。
素晴らしい。ついに寿司まで作り始めて何処へ行くスイスでのポスドク生活よ…
しかし今年はいい事なんもなかったなぁ、火事で死にそうになるわ、研究はあたり引けなかったし、論文は落ち続けてるし…来年はいい年でありますように。。。まじで。
さて8時で娘も寝るし、年越しそばの出汁でも昆布からとりますかね。。
ん?なんか料理スキルばかり上がるスイス滞在だなあ。
良いお年を!
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