建物も掃除が終わって壁も塗りなおしてほとんど火事の余韻はなくなりました。

容疑者と言われていた怪しさ満載の動きの遅いおじいさん住民はどこに行ったのか知りませんが、戻ってきた様子はないみたいです。ちなみに管理会社から言われた「容疑者がわかったら連絡する」とか、「今後の家賃の払い方も連絡相談する」というのは全く守られず、いきなり家賃未納通知がきて早く払えって言われました。やっぱくそだな。

不動産会社は火災の原因は教えてくれないし、なんか法的に責任は認めて一か月分の家賃1200CHFを免除するからこの火事のインシデントはそれで終わろうというオファーが不動産会社から届きました。

家財保険はこういう相談もサービスに入ってると聞いたので、このオファーは妥当か聞いたところ、まあまあ妥当だし、これ以上追求したかったら判事(?)のところに行って裁判をする必要があるよと言われて、さすがにスイスで訴訟する時間もコミュ力もないしでサインして1200CHFのキャッシュバックを受けました。

さてこれで大まかに火事のあれこれは終わりました。お金の収支を見てみましょう。

ホテルに2日、大学のゲストハウスに17日間別の場所に住みました。すべて請求した額に近いものが振り込まれました。

ゲストハウス+ホテル代 Replacement accommodation CHF 1'230.40

火事で追加に急遽必要だったもの Necessary instant purchases at a flat rate CHF 400.00

外で暮らす追加経費 Additional living expenses 17 days at CHF 50.00 flat rate CHF 850.00

家財のダメージ Total loss of household items CHF 433.10

払うはずの家賃 Saved rent CHF -680.00

自己負担額 Deductable contractual CHF -500.00

で1700CHFほど補填されました。保険会社からは実費しかもらえないので、自己負担額5万円の赤字。ダメージリストとか追加に必要なものとかは特に精査されずガンガン振り込まれるので盛って書けばもっともらえると思います。そんな元気があればですが。

それに1200CHFの不動産会社からの補填で700CHFの儲けが出ました。。。

さて、7万円ほどもらえましたが、いろいろなことを考慮すると全然割には会いませんね?

でもそれでいいんです。もしこれで1000万とかもうかってしまったら、いたるところ火事ばかりになってしまいますしね!笑

皆さんも火の用心してください。写真は火事直後に入った部屋の様子、消防士の足跡がベタベタ付いてます。


ではまた。