それはいいのだろうか
スイスに戻ってきて数日たった。
インド人と彼が面倒を見ている博士の学生が僕の隣の席でディスカッションをしていた。
彼がデザインした、化合物(誰かの怪しげなケムアーカイブに置換基をいれただけの浅ましい化合物)のデータをディスカッションしていた。
ボスとディスカッションをする前に、インド人の指導のもとディスカッションの資料から都合の悪いデータを抹消しているようだ。
これ、いいのか?フツーにデータの恣意的な選択で研究不正じゃないのか…
まあ、そんなことしたところで、クソデータ並べられてボスがなんていうのかなあ。って思ってたらボスの提案で他の学生が引き継いで再現性や欠けたデータを確かめることにしたようだ。
これでいいのかなあ、フツーに誰かのアーカイブの化合物とほぼ同じ化合物を一生懸命2人も博士課程の学生を使ってやる価値なんかないし、データの都合がいい部分だけ切り取ってあとで大変なことになる気がする。
うーん、ボスはこれでいいのだろうか。
人が良すぎてインド人ポスドクが伸び伸びするという恐ろしい事態になっている。。。昔インド人とバチバチやり合ってたヨーロッパ系のポスドクはみんな次のステップに行って、今いるアジアポスドクの中では声のデカさが以上にでかいし、ラボにいる期間もぶっちぎりで長い(もうすぐ5年目突入)。もう彼を止められるものは誰もいない…
フィンエアーでアラスカ抜けて北極を飛んでヘルシンキに行くと証明書がもらえます。おそらく日本との便でもらえるのは、ロシアがこの状況を作っている間だけ。欲しい人はフィンエアーでヘルシンキへGo〜
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