JACSの二回目のレビュワーレポート
いろいろなことが立て続けに起きたので、また日本からスイスに戻ってきた日の話。
スイスに到着した日に、JACSから二回目の査読結果が返ってきたとボスからメールが入っていた。
追加のコメントが来たのはメジャーリビジョンを要求していたレビュワー1と専門誌に出すように勧めていたレビュワー3。レビュワー1は一点をもう一度検討したらオーケーといった感じ、だが、その一点がかなり痛い点を指摘されている。でもそれに関して考慮したのちアクセプトと言ってくれた。まあ、指摘されたことはすでに検討したことがあってそのコメントの期待通りに改訂はできない。研究ってすべてがうまくいくことはまれだよね。
丁寧に検討した旨とその結果を返答するしかないなあ。
前回専門誌のほうがいいんじゃないかと言っていたレビュワー3は、前回のレスポンスシートとほかのレビュワーのコメントを読んで、やっぱりJACSに値すると意見を翻してくれた。ありがたいけど、ほかの人のコメントをみてやっぱりいいよってなんかサイエンティフィックじゃないな笑
そんな感じで、次は11/8が締め切りで二週間の猶予が与えられた。もう少し直すだけでしょ、といった短い時間だ。最終的に4/4で採択を支持してもらえてかなり好評なレビュー結果となりそうだ。ボスの論文を書く能力は恐ろしすぎる。ポスドクのいい実験結果と合わせると鬼に金棒。学ぶことがおおくて本当にためになった。ま、生き残れなければそれを使う場所もないんですけどね~
これは、、もうすぐ憧れのJACSが手に入るのか。。。なんか実感がわかない。
さっさと終わらせて出してみよう。
もちろんうれしいのだが、しかし、海外学振の名に恥じないいいジャーナルに論文を出せそうでほっとしたといったほうが正直な感情な気がする。
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