ラボメンが続々卒業
スイスに来て2年、着任時からいた博士課程のメンバーが続々と修了して社会に旅立ちます。
同じ実験室で1番仲良くしてたドイツ人も先日ディフェンスを終えた。色々お世話になって思い出も色々あって感慨深い。すごく優秀だけど地元の化学企業に行くらしい。研究への熱心度とアカデミアへに行く相関はどこにでもあると思うが、日本よりもアカデミアに進むにあたり家族と土地から離れる障壁がかなり高いようだ。
そしてそこに、先日の中国人に続き今年の4月に来たばかりの別の中国人ポスドク(ドイツで学位取得)もドイツの助教ポジションを手に入れたみたいだ。うちでやった研究結果はまだほとんどなく、なんなら面接も着任前(学位をとって次決まるまで博士をとったラボでポスドクをやっていた)に受けていたらしい。
めでたい!だが、ポスドクとしての結果は何もないのに助教になれるんかーい。いわゆるすごくいい大学ではないけど、出したもん勝ちなんだなあ。ちなみにドイツ語が喋れて、外国人かつ女性(ドイツ化学会も女性比率が低いのが問題なのだとか)なのが効いたと思われる。
彼女は30すぎで学位をとってる(ポスドク既に4年やった僕と同い年で最近ポスドクをスタート)けど、年齢もあり早く結婚して子供が欲しいみたいだった。彼氏の待つドイツでポジションをなるべく早く取りたいって言ってて願いが叶ってよかったなあとおもう。
やっぱりポスドクって厳しいよなあ。結婚したり子供も欲しい時期で、仕事は不安定かつハードワークで結果を出さなければ次のポジションに進めない。
さて、残るポスドクはインド人と僕。なんか最大で6人もいたのにこの夏に2人さって今はもう4人。中国人2人が次を決めて僕も絶賛応募中だ。インド人ももう帰国しようかなと漏らす日もある。
下手すると6人全員が半年以内にいなくなる可能性もあるな笑
ボスは絶賛ポスドクを探し中だ。
スイスのコープで売ってる刺身クオリティサーモン買ってみた。寿司にして食べたけどわりと鮮度よく美味しかった。これで1400円だけど…笑
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