こちらの大学には、博士研究員とポスドクが組織を作っていて、主に博士課程の学生は中心となって定期的にセミナーやクリスマスシンポジウムなどを企画してます。


しばらく忙しくて参加してなかったけど、久しぶりに参加することに。

発表者は化学の博士課程の学生2人。そこそこの研究進捗とディスカッションを博士課程の学生がメインでやっていた。

問題は参加者、、ポスドク数名入れて20人もいない。建物全体で博士の学生だけで70人くらいいるはずだ。さしたる理由もないのに参加してない博士課程が多いんだと代表者が嘆いていた。

そのセミナーののちホットワインとチーズとパンで歓談タイム。しかし全体の人数に対して参加者が少なすぎてホットワイン20Lが用意されていて一人1Lずつ飲まないといけないほど余っている。


お金が捻出されているのはいいけど、参加者がこんなにいないなんて、、、やる意味あんまりないよねえ。


一生懸命運営している学生もかわいそうだ。

バーゼル大学の化学科は志願者が減っているらしくて、年々やる気のある学生も少なくなってきているのだとか。人口減少はスイスでも進んでるししょうがないのかもしれないけど、なんか悲しい感じだよね。


逆に言うと、やる気のある博士課程の学生が欲しいPIが多くいるので、アジアのやる気のある学生にはチャンスが開かれているのかもしれない。