最近、とある専門外の日本人の教授と話す機会があった。


なんとも人間に癖がありそうなひとで、少し話していたら「なんで3X歳なのにまだポスドクやっているの?」って聞いてきた。


失礼な人がいるもんだ。ひとつ言わせてもらうと彼の雇った助教の3X歳時での業績よりも普通に論文数も獲得資金も多い、助教になったって誰かの小間使いな日本のシステムで助教もポスドクもほぼ違いないじゃん。。。博士取り立てをすぐに助教に雇いすぎてくそみたいな助教を生み出し続けているのも日本の学術の衰退の要因だと思わんのかね?


あなたがいい大学で准教授助教を使いつつ論文が年一報出るかでないかなのもこっちは知ってるんだぞ?


なんか日本の偉い先生って研究者っていうか、偉い政治家みたいになっているんだよなあ。なんか高圧的なディスカッションを強要されたり、なんか屈辱的なことを言われることも多々あるし、勉強ができて知識はあるけどもう新たな研究を開拓する気はない。


そしてその人とのZoom会話を終えて、ボスや外人の研究仲間と話すとみんなオープンマインドで、人を貶めるようなことを絶対に言わない、論文もどんどん出す。この落差に祖国を思いまた肩を落とす。


大学院拡充の時代に助教授・教授を駆け上がった世代って本当に大した結果もないのにふんぞり返ってる人がおおいよなあ。。。とかおもってしまう。。。


はあ、まじで日本の大学のシステム変わらないかな。働かないおじさん教授が部下をこき使い自分は安泰でのほほんとしてたり、変なおじさん助教がひっそりと窓際にいて(時にはほぼ大学で見なくても)ポジションを埋めて給料だけもらってたり。そんな中若手だけしのぎを削りあい、競争に見せかけて実力派のやつらが端っこに追いやられてコネで大した業績を上げずに出身ラボで助教に上がっていくのを見続けたり、どう考えても精神的に悪い。いやマジで。


そんな環境だし、優秀な人は見切りをつけて逃げて行っちゃう。そんなこんなで余計従順なくそ無能若手が働きたくない老人の介護を肉体労働することで出世していく。


もうとことんまでオワコン。日本の化学系の研究室。

だが基礎研究したい。学生も育ててみたい。世代間格差の解消を切に望む。