海外学振のメンバーに送られてきたメールで、海外交流と拠点形成のきっかけとなる人材交流会のLEADSNETというものがあることをしった。

せっかくだし登録をして、参加してみることに。

その後送られてきたメンバーの資料を見たところ、大半の参加者は、国際共同研究という科研費のカテゴリーをとった日本人教員で、個人的に期待していた世界中の日本人研究者と知り合える機会ではなかったようだ。

通りで日本時間(スイスのAM2-8時)に開催されるわけだ。。。

そして当日、最初はJSPSの理事と来賓の挨拶。「あなたたちは超エリートです」というJSPSの偉い人の発言に現状の研究者の立場と強烈な違和感を感じつつ、眠くてぼーっと挨拶を聞いてました。

次に、この手のイベントに付いている海外で研究をバリバリ進める先生の話。(いつもこれが一番おもしろいけど、やっぱり自分と比べてしまい心がざわつく。)今回はアメリカのバイオ系の教授。研究内容もパッションも論文もすごくてやっぱり海外でやってくのって一つレベルが違うよなあというのを実感。外に出たことない日本人ほど、海外でポジションとれば?と言ってきますが、個人的にマジでそんな簡単にいうなよと思います。

家族を考えなければ僕はどこでもいいんですけど、少しでも海外でやってきたいならもっと早く海外に出るべきだったかな。

次に渡航地域別交流でスイス圏に渡航予定の日本人と交流、海外にいるのが自分だけだったので、色々とコロナや研究の様子を聞かれて情報共有しました。

その後は化学分野の人との交流で7人ほどの化学の人と交流、知ってる准教授の先生が一人いました。全体的に通信状況が悪くてノイズがひどくてあまり盛り上がらなかった。。。でも海外で危険な目にあったことはという質問で、火事で死にかけた話で爆笑を頂けたので個人的には満足。

分野と研究ステージが割とバラバラで、共同研究とか、あんまり深い関係はうまれなさそうだけど、日本人研究者の色々な意見や話を聞くのも海外にいると久しぶりで面白かった。

そんな感じで朝8時まで。そしてそこから出勤して38時間くらいぶっ続けで活動してました。意外とまだ体が動くな。久しぶりの徹夜からの実験ですが、特に問題なく終了。

ちょっと話題に出した、日本の助教の立場の話。日本しか知らない助教の先生が、「僕は自由にさせてもらえて、君のいうほど悪いものじゃないよ」と応答してくれた。その人研究も知らないし、人柄はすごく良さそうだったけど、やっぱり日本人の中の国際的超エリート層でもこの考え方なんだなあと思って少し寂しかったのであった。


興味のある方は是非参加してみてください、僕は日本時間なので多分もう参加しません。眠い!