有朋自遠方来、 不亦樂乎
論語の一節です。学而です。
友あり、遠方より来たる、また楽しからずや。
日本にいた時に学会で知り合った友人がフランスの大学で博士研究員をしていることを知った。その友人がうちのボスと話をしてみたいとのことで、ラボを訪問しに来たいと連絡が、ボスと自分のところに来た。
彼は化学の自分の似た分野で学位をとってから、今は物理がメインのラボに行ったためかなり苦労しているようで、二人で海外やポスドクの難しさを共有した。
いやー、同じような境遇のポスドクに会うと元気がもらえて良いな。自分ももっともっと頑張ろうと思えた。
話してる途中でいきなりボスが、「セミナーする?」と言い初めて急遽参加できるラボメンバーを集めてセミナーして、質疑をこなして、その発表を気に入ったメンバーから、その日の夜に偶然企画されていたラボ飲み会に誘われて飲みに行った。うちのグループの雰囲気とバーゼルを堪能してもらえたかなと思う。
いきなりセミナーできちゃうし、やっぱ海外出るポスドクは肝が据わってるなあ〜僕は無理やけど。
いつも驚かれるのは、ちょっと話しただけで伝わるボスの溢れ出る人柄の良さ。こういう文化を是非とも日本に持って帰らねばと思うものの、お互い先行きは不透明。頑張るしかないですな。
コロナ騒動も収束しつつあるしヨーロッパに点在するこれまでにあった研究者のところに押しかけてみるのも良いかもしれないと思ったのであった。
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