ミュンヘン→羽田便に無事に乗れたので、席を探すと、足が伸ばせる最前列がとられていました。


ラッキーと思ったら、赤ちゃん連れがバシネット(赤ちゃん入れられる籠)を使いたいらしく席を代わってほしいとCAからの申し出が、僕いいシートを取る分のお金払ってないんで変わりますよと、でも変わった先も足がもっと伸ばせる席でした。赤ちゃんは可愛いので喜んでかわります。


しかしコロナ中の3シート使って横になっての旅行に慣れきった僕は久しぶりの苦痛を味わうことに。横になれなくて、ロシアの下を通過することで1-2時間ほど長いフライトで腰が痛い。隣のやつが消灯時間に窓を開けて光を当ててくる上にずっと大きい声で喋るギリシャ人で13時間の苦痛の旅となりました。。。赤ちゃんの方が大人よりマナーがいいことって結構あるよね。


そして日本着陸。一年半以上ぶりか。


降りると同時に、mySOSアプリ登録済みの方はこちらの案内に沿って、1kmほどにわたり数十人の人がこちらです、アプリの画面を見せてくださいとずっと話しかけてきます。君たちそんなに必要?ってくらい人が立ってます。結局、同じ会場まで案内されるのに、全ての通路でアプリ持ちとなしで仕切られてアプリの画面を確認する人がメチャクチャな人数雇われています。


チェック会場に近いところから分ければいいんじゃ?アプリ無い側の待ち列が伸びてきたところからやればいいんじゃ?無駄な仕事が好きねえ〜その人件費も税金じゃないの?まあ今は日本に納税してないからそう言う文句も言えないか。


そして検査のところに辿り着くと、mySOSアプリ開いてください、左下のボタン押してください。って言われます。アプリさん「インターネットアクセスがないのでひらけません」

本当にゴミみたいなアプリですよね、海外在住の帰国者はケータイ使えない(国際ローミングで高額になるので機内モードが一般的)にも関わらず、常時ネット接続が必要な設計にするバカさ加減…

Wi-Fiがフリーなので繋いでください。→激遅→別のフリーWi-Fiに繋いでください→QRコードを読み込んで終了。フツーにQRコードがいるだけならスクショでもいいやん。オフラインでアプリに保存でもいいし…なんやねんこれ…対応してくれた女性は、混雑時なんて接続後QRコードのネット読み込みに5分もかかってたひともいましたなんて言っていた。いやその人が悪いわけじゃないんだけど流石になにいってんだこいつってなりますよね。。。ちなみに自分のついた時点で全く混雑してない(待ち時間0)、にも関わらずイライラするくらい遅いWifiでした。。。


そして自分の便は変更になったのに、そう言う情報はコネクトされてないようでなにも言われずに通過してしまった。ちゃんとやってるようでやってない謎の水際対策。費用対効果は微妙なのでは。。。そもそも、国内で海外以上に流行ってるのに致死率も低くなったウィルスのPCRの陰性証明のチェックにお金をかける+海外からのインバウンドを得られないという経済的損失に対して、この水際対策でなにを守っているのかがわからない。。。


そして検査通過の青色の紙を渡されて、到着ロビーの端っこから、また同じ長さの道を戻り荷物を受け取るところに。。。


いやはや、、そして国内線の乗り継ぎをしようと見たところ、第一第二ターミナルへの行き方が書いてない…案内の人に聞いたら、モノレールか京急か無料シャトルバスをご利用くださいとのこと…シャトルバス運用間隔8分で路線バスサイズが一台…当然自分の便の客すら一回で乗り切らない。。。


ミュンヘンで奇跡の乗り継ぎからの、この羽田空港の構造の違い…乗り継ぎのしにくさやコロナ対策、アプリ、なんとも日本の悲しい遅い、無駄な場所で細かい、効率度外視な文化の洗礼を受けた。。。


そしてマジでみんな屋内はおろか外でもマスクしてる〜笑



帰ってきたんだな〜と実感する。でも空港のラーメンですらおいしい日本は素晴らしい国です。

スイスのノーマスク生活になれきっておりすでに数回コンビニにノーマスクで入ってしまった。。。笑