限界まで努力をしてプロになれなかった人を僕は知らない

 イチローの言葉と言われています。



大変かっこいいと思われる方もおられるかと思います。僕はイチローの生き様はかっこいいしすごいと思いますが、この言葉だけは好きになれません。



答えは単純です。こんなのはただの生存者バイアスからくる不遜な言動以外の何者でもなく、生き残って気持ち良くなってるだけだからです。



特にプロ野球など、かなりの数がいる高校球児の中で本当に極々限られた人数しかプロの入り口にも立てない分野で言うべきことじゃあないと思うんです。


何より面接にすら呼ばれないポスドクは努力が足りなかったのか、とか思っちゃうし。苛烈な競争を生存した強い生存バイアスのかかった言葉は聞かないに限ります…


じゃないとメンタルがもたない。


スイスに戻って来て研究室に行く、やっぱり働くなら大学の研究室が好きだなあと思う。でももうだいぶいい歳だし、いつまでポスドクでいられるかはわからない。


限界まで努力したつもりだが、プロへの道は遥か遠いようだ。海外学振、学振PD、学振DC、スイスのフェローシップ、それなりに論文だってあるし、科研費の若手研究だって獲得してて助教になればすぐ使える。これで面接すら呼ばれないとか、これ以上何をすればいいって言うんだー


もしやこの愚痴っぽいブログがバレて、やばいやつ認定されてるのか…

近々ブログは閉鎖しますか。