日本ではスシローでイタズラした人が話題のようですね。然るべき法的処置ならいいんですが、個人情報を不特定多数にばら撒くような私刑は行き過ぎじゃあないでしょうか。。。もちろん罪は法により裁かれるべきですが、他人の不幸は蜜の味といった感じの人が騒ぎまくってて追加で胸糞が悪いですね。



そんなゆとりど真ん中の僕から少し下の世代の解せない点が、ラボでも問題を発生させました。


来月に学位を取るメンバーの学位公聴会ののちに開かれるアペロにて使用する帽子(この文化を知らない方はこちら(https://kaigaipostdoc.blogspot.com/2021/03/blog-post_25.html))を作成する会議が開かれました。僕とインド人ポスドクは昼ごはんが少し遅かったので10分後くらいから参加しました。


そしたら、すでにメインデザインと思い出にちなんだ装飾は決まっていました。僕はあんまり接点がない学生だったので特にさしたるアイデアはないのだが、インド人はその学生に化合物を提案していて、その学生はプロジェクトを終えることなく別の結果で学位修了をすると決めた時点で、インド人ポスドクのプロジェクトをやめてしまった。そこから人格に問題のあるインド人はラボメンバーに事あるごとに「あんな怠惰な学生は見たことがない」って悪口を言い続けてきた。禍根がある組み合わせだ。。。


そして遅れて入ってきた僕とインド人ポスドクに対して、話し合ってたPhDの学生たちはメインデザインと各エピソードに由来する装飾を説明し始めた。。。が、僕は正直びっくりした。これまでの帽子と異なり、なんか、その学生が嫌がりそうなエピソードしかピックアップされていないのだ。そして極めつけにインド人に向かって、「この合成は120%うまくいく」に関したジョークを作ってくれと頼んだ。これがえらいことを引き起こすことになる。


その卒業間近の学生はその人なりに3年間インド人の提案した合成を通そうと苦労していた。しかしインド人はできるにきまってると思っていて、「この合成は120%うまくいく」ってよく言うのだ。だんだん失敗した後に相談に行きにくくなってしまって終盤にはほとんどコミュニケーションは取れなくなっていた。それを理解しないインド人は、「俺はこんなにラボに貢献してるのにくそ使えない学生のせいで全く共著の結果がもらえない」っていうのをあからさまに周りにぶちまけていた。


それに関するジョークを作るように言われたインド人はそれがトリガーとなりブチギレた。そして「二週間あればできる化合物を作れないのをジョークにするんじゃない、お前ら博士の学生誰一人として俺の化合物デザインがないと全く結果を出せないだろうが!!!」って言い放って去っていった。。。いやさすがに言いすぎだけど、学生たちもそれを題材にするなんて本当に人が悪い。


なんてことをしてくれるんだ、古参メンバーも全員去ってインド人を怒らせると愚痴に付き合わされるのはもう僕しかいないんだぞ。。。


そしてそこから、博士課程の学生たちとインド人の堂々巡りの議論が始まった。インド人は絶対に考えを変えないから時間の無駄で、僕は基本的に相手にしていない。それと同時に怒ると手に付けられないくらい失礼なことを言い続ける。ので絶対怒らせないでスルーするしかないのだ。



あーあ、明日も愚痴に付き合わされるんだろうなあ。


しかし、やっぱり二年前に比べて人間性に難があるメンバーが明らかに多くなっている。研究のオーサーシップでインド人ともめるメンバーは僕を含め今までたくさんいたけど、この小学校の学級会みたいなクオリティの言い争いはさすがに初めてで、正直勘弁してほしい。。。



ボスは絶賛休暇中。そんなことが起こってるのも知らずに手に乗ってきた野鳥との自撮りをグループチャットに送ってきた。みてーバードセルフィーって。 笑

ボス、助けて~